それは先日のこと…
夕方18時頃、大沼湖畔の周回道路を車で走っていた時の話。
この頃は北の大地北海道といえども、気温も上がってきております。
日も長くなってきており、まだそれほど夕方を感じるほどでもない明るさでした。
時間帯的に車もほとんど走っていない道路。すると、ふと前方を横切るナニカ。
一瞬で何らかの動物ということはわかったのですが、そこいらじゅうでいつも目にしているキタキツネくんより一回りもふた回りも大きい。なにやら毛色も焦げ茶色。
車を停めて、ナニカが横切った先、大沼湖畔のほとりに目をこらすと…
「シカだ…」
まあ、ここは北海道なのでエゾシカの生息地ですし、最近はその強力な繁殖力で個体は増加傾向と騒がれていますし、いるといえばいるのだろうなとわかっていましたが、場所が場所だったのでびっくりでした。
基本的には臆病な性格のエゾシカですので、そんなに頻繁には人里におりてくることはありません。
ましてや、車通りのある大沼湖畔の周回道路でエゾシカを見られることは滅多にないそうです。(時たま餌を求めて農場などに現れることはあるそうですが)
春の陽気に誘われてちょっと遠出でもしてしまったのでしょうか。本来、群で生活をしているエゾシカですが、目撃できたのは一頭でした。
ほんの数十秒の出来事でしたが、なんか得した気分感がいっぱいに広がりました。
ラッキー。
こちら大沼湖畔、そして緑の村では季節ごとにいろいろな自然を感じることができます。
ぜひ一度遊びにおいでくださいませ。
(運が良ければエゾシカも見れる!?、かもですよ)